旅
最近、映画『空の青さを知る人よ』の公開に先立ってのことだろう、土曜日の深夜にアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』が放映されていた。 www.anohana.jp あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 - Wikipedia僕らが子供の頃、「超サイヤ人…
香川といえば、いつからか要潤さんが「うどん県」の副知事として広報活動をしているせいか、うどんのイメージが強い。『うどんの国の金色毛鞠』は、そんな香川を舞台にしている作品だが、仕事とか生活に疲れた時に見たくなるようなほっこり系のアニメである。…
(12年前の旅を振り返っている。北海道から本州に戻り2,3日目。) 旅の最中は、ただ前に進むことばかりを考えていて、終わった後でもいろいろ回ったなと漠然な記憶が残っただけであったが、改めて道筋を思い返してみれば割と複雑な経路を辿っていたものらし…
(12年前の旅を振り返っている。北海道に渡って7日目。) 函館まで戻る時間がないので、厚田から出るフェリーに乗ることにした。フェリーは浅虫に着いた。 青森の海岸線を走っていると、海を挟んだ対岸に風力発電の風車が見える。この旅も終盤に差し掛かって…
(12年前の旅を振り返っている。北海道に渡って6日目。) そろそろ旅の残り時間も少なくなってきたので、野付半島に寄った後、宗谷岬まで一気に北上し、美深まで移動した。 野付半島は、荒廃したこの世の果てをイメージするような場所であった。枯れ木の白い…
(12年前の旅を振り返っている。北海道に渡って5日目。) 釧路湿原の後は、そのまま海岸線を通って、根室を目指した。 厚岸湖(あっけしこ)を通り過ぎ、あやめが原に立ち寄った。湿原に似た草原の中、霧が立ち込めて、幻想的な雰囲気であった。 少し歩くと…
(12年前の旅を振り返っている。北海道に渡って5日目。)釧路湿原はかなり広域で、どこに行けば良いのか迷ってしまう。とりあえず、釧路湿原展望台を目指すことにした。 恐らく展望台の駐車場に止めて、少し歩いたのだと思う。 湿原というか、草原のようでも…
(12年前の旅を振り返っている。北海道に渡って4日目。) 硫黄山から戻り、摩周湖 · 屈斜路湖 · 阿寒湖の順で巡ることにした。硫黄山はちょっとしたハイキングコースでゆっくり過ごせたが、湖は車で近くまで行って眺めるという程度である。 摩周湖は山の上に…
(12年前の旅を振り返っている。北海道に渡って4日目。) 知床を出発して羅臼岳を通り、摩周湖周辺を目指す。 羅臼岳の近くの道を通ったと思うので、知床峠という山道だったのだろう。朝方だったこともあるのか、標高が上がると霧がかかったようになって、枯…
(12年前の旅を振り返っている。北海道に渡って3日目。) 前日にかなり移動したので、この日は少しゆっくりできそうだった。もうほとんど目的の東側に到着したようなものだった。とりあえず無難に知床を見てみたいと思い、寄り道をしながら向かうことにした…
(12年前の旅を振り返っている。北海道に渡って2日目。) 車で北海道に渡れる機会などそうそうないだろうから、できるだけ色々なところをまわりたいと思ったが、財布の中身を考えると、移動も全て込みで2週間くらいが限度だった。そうなると、北海道内の滞在…
以前、車で東北から北海道を旅したことがあった。考えてみると、ちょうど12年前である。旅先で写真を撮るようになったのも、この旅が最初だったと思う。この頃は、実家にあった銀塩フィルムのカメラを使っていた。当時、露光時間 · 絞りなど、カメラの知識は…
大山は相模国(神奈川県)にある山で、相模湾からの水蒸気によって雨が降りやすいことから「雨降山(あめふりやま)」転じて「阿夫利山(あふりやま)」とも呼ばれているそうである。参考:https://www.ooyama-cable.co.jp 「あふり」といえば、一度ラーメン…
養老渓谷に行ったものの、あまり時間がなく、やや物足りなさを感じたが、もう日が暮れそうなので、20時まで開いている温泉「ごりやくの湯」へと向かった。途中、「粟又の滝(養老の滝)」があったので、立ち寄った。養老渓谷駅から栗又の滝までは結構な距離…
連休中、せっかくなので日帰りでどこか行こうと思い、近場で人があまりいなそうなところはないかと考えていた。子供の頃、千葉(船橋)に住んでいたのだが、房総半島の南の方はまだほとんど行ったことがなかった。家族旅行で鋸山に一度行ったくらいだろうか…
4年くらい前のことなので、ほとんど記憶がない。 行った後にこのようなメモを残さないと話の種にもできないレベルで、 忘却していくことに最近気づいたので、 今更ながら過去に訪れた場所を写真と記憶をたよりに辿ってみている。 哲学の道を通りながら、途中…
散歩のようなつもりで、伏見稲荷に行くことにした。 東福寺に寄ってから、歩いて伏見稲荷まで向かった。 Camera: PENTAX K-5, Lens: HD PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited Camera: PENTAX K-5, Lens: HD PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited Camera: PENTA…
富士山周辺は関東からはアクセスが良いし、良い場所も多いので時々訪れたくなる。 富士宮は富士山の西側の市であるが、富士山信仰の中心地であるということで、 史跡もたくさんあるようである。 白糸の滝に行くと、その近くにはまず「音止めの滝」がある。 C…
人吉(ひとよし)には、米焼酎を造っている白岳(はくたけ)酒造研究所があり、 一般に公開している施設としては「白岳伝承蔵」がある。 この建物は、かなり綺麗になっていた。 酒造りの展示、歴代コマーシャル動画などで楽しめるばかりでなく、 お土産コー…
子供の頃、通っていた絵画クラブの先生が熊本の出身だそうで、 阿蘇山の話をよく聞いた覚えがある。 今思えば、そのような話を聞きながら想像したりしていたことが、 今の自分にとっての核のようなものを形成したような気がする。 関東に住んでいると、九州…
スマートフォンの電車アプリというのは大変便利なもので、電車で旅をする時に 少し前だったら結構時間をかけていた乗り継ぎの下調べが必要なくなってしまった。 青春18切符は、夏とか冬の期間限定で使えるが、 これを有効に使った旅がいとも簡単にできてしま…
長瀞はずいぶん昔に車で色々回っていた時に立ち寄ったことがあった。 その時の記憶では、桜か何かが咲いていてずいぶん雰囲気の良い場所であった。 しかし、車で通った程度であったので、岩畳には寄らなかった。 今回岩畳に寄ってみて、以前見た長瀞の景色と…
秩父の 140 号線をそのまま西に進むと、雁坂トンネルがある。 比較的長いトンネルを抜けると、料金所があるが ETC ではない。 すると、そこは山梨の雁坂みちにつながっていて、西沢渓谷がすぐにある。 こうして、秩父経由で、再び山梨に入った。 ふと、ほっ…
ナビで目的地にした中津峡に向けて 210 号線を進んでいくと、 駐車場が見えてきたのでここで車を駐める。 トイレが併設してあり、地図で確認すると、 相原橋というバス停でもあるようだ。 車を降りてすぐ、道路の向かい側に、秩父槍ヶ岳の登山口がある。 ど…
浦山ダムに向かって73号線を進むと、橋立鍾乳洞というのがある。 「鍾乳洞」という手書きの看板が立った駐車場があり、 一度は素通りしたものの少し気になって引き返した。 Camera: PENTAX K-1, Lens: smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR Cam…
小さい頃に訪れたことのある、一之釜と西沢渓谷を再訪することが、 今回の旅の主目的であった。 治郎兵衛荘の周りを歩いた時、 おぼろげながら記憶に残っている断片を再確認できたような気がした。 そして、昔歩きながら、 今見ている光景をどれだけ鮮明に記…
西沢渓谷の入り口から、甲武信ヶ岳に登れる。 名前の通り、甲州(甲斐国)· 武州(武蔵国)· 信州(信濃国)にまたがった、 つまり、山梨県 · 埼玉県 · 長野県の三県の境にある山である。 名前の由来については、拳に似ているからという説もあると言う。 標…
朝から7時間くらい何も食べずに歩き回っていたので、 車で雁坂みちを下り、「いろり」でほうとうを食べた。 「焼きほうとう」というのもあったが、こちらはうどんのような丸い麺で、 コンロにかけながら食べるらしい。 夏限定の「おざら」は、ほうとうの平た…
お伊勢の宮、一之釜に続いて、雁坂みちをさらに上に上がっていくと、 大嶽山那賀都神社(だいたけさんながとじんじゃ)への道がある。 登り始めると、八丁目と書いた石がある。 Camera: PENTAX K-1, Lens: smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR…
今回泊まった「三富温泉 白龍閣」から一之釜までは、 雁坂みち(140号線)を歩いて30分程度だろうか。 一之釜の少し手前に「お伊勢の宮」というのがある。 以前は寄らなかったので、寄ってみることにする。 Camera: PENTAX K-1, Lens: smc PENTAX-DA 18-135m…