"photobashiru" ...

写真を中心に、ほとばしってるものを。

滋賀(2022. Nov.)四十肩

昨年度から肩の痛みが尋常ではなく、朝起きて布団の中で自重を使いながら肩周りをストレッチしなければ起き上がれないほどにガチガチに凝り固まっている感じである。これが毎朝のことなので、面倒になってきてもっと簡単にどうにかならないものかと思案した結果、寝ている最中に寝返りを打てていないのではないか、と思い当たった。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited

よくよく考えてみると、痛みがひどくなって来たのは冬になってきてからなので、関連性はありそうである。服に厚みが出てきて、布団も厚くなったので、動きづらいとは感じていたのである。それで、枕をとりあえず外したら少しは動きやすくなるかと思い、試してみたところ、2週間くらいは何だか調子が良くなったような感じがしていた。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited

しかし、調子が良くなって喜んでいたら、朝起きて突然今までにないほどの激痛が走った。寝違えた時の症状に近いのかもしれないが、それに肩の凝りが併発したような感じである。2週間ほどストレッチをしていなかったつけが溜まっていたのだろうか。そこから2週間くらいはうまく首が回らなかった。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited

症状的に動かしすぎるのは良くなさそうなので、とりあえずは安静を保ちながら、伸ばせるところは軽く伸ばしたりして、元の状態に戻るのを待つしかなかった。睡眠時間にばらつきがあったのもあるかもしれないので、できる限り睡眠時間を確保するように努めた。もう少し若い頃は眠くてしょうがなくても、やりたいことがあると、ついやってしまうものだが、今は体を回復させるために睡眠が一番の欲求である。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited

ようやく首が治ってきたところで、改めて、この首の痛みは普通ではない、何か病気なのではないかと思い、検索していたら一番しっくりきたのが「四十肩」である。ああ、これが、と納得した。人間の体というのは、だいたい年齢によって皆平等に同じような不具合が出てくるようで、私も例外なくその症状が出てきたというだけだった。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA 1:4 15mm ED AL Limited

原因はよく分からないが、おそらく加齢による筋力の低下などが挙げられるのではないだろうか。そう言えば、ここ一年位億劫になって筋トレを全くやっていないことに気づいた。運動も全くやっていない。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited

という訳で、整体に行って揉みほぐしてもらった方が良いのだろうか、などとも考えたが、まずは筋トレをして改善するか様子を見ることにした。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited

肩のトレーニングと言ってもよく分からないので、腕立てでよいだろうということで、負荷の少ない腕立てから始めることにした。体というのは繋がっているので、周辺部分を活性化してやれば、それが波及して悪い部分が改善することがあるかもしれない。実際、昔そんなことを実感したことがあったような気がする。案外関係ない部分が関係しているのが体の不思議なところである。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited

最近感じる違和感に、筋トレ後の筋肉痛が昔ほど長引かないような印象がある。これも加齢による体の変化なのだろうか。30代半ばまでは、2-3日か酷いと1週間くらい筋肉痛が続くこともあったように思うのだが、運動が軽かったせいもあるのか、1日で筋肉痛が治まった。また、いくら負荷が軽かったとはいえ、久々にやったにしては随分と軽い筋肉痛でもあった。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited

そんな風にして、徐々に普通になってきたような気はするが、おそらく肩に何の違和感もなく軽く戻ることはもう無いのだろう。毎朝のストレッチと筋トレを重ね、メンテナンスをしながら騙し騙し生活していくほかはなさそうである。歳を重ねることはよいことばかりではない。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited

もしかすると関係しているかもしれないのが、パソコン作業中に文字がよく見えないということがある。視力がとりわけ悪くなったという実感はないのだが、細かい字を見たりすることに忍耐がなくなったという感じがする。小さい字を見る時には姿勢が前屈みになりがちなので、これが肩こりにも少なからず影響があるだろう。昔から意識して姿勢は正すようにはしてきたのだが、同じ姿勢を続けること自体が良くない、というのもあるようだ。一つの作業に集中せずに適度に体を動かした方が良いらしい。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited

パソコンの画面については、眩しくてあまり見たくないというのを、最近特に感じるようになった。ブルーライトカットのメガネを使ってみたことはあるが、特に目の痛みが軽減されたようには思えなかった。つい最近であるが、サングラスを買ってそれをつけて生活してみているのだが、これがなかなか快適な気がする。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited

偏光サングラスで液晶モニタによっては、暗くなって見えないこともあるが、見えるものもある。これはモニタの偏光が縦なのか横なのかがおそらく関係していて、普通に見えるモニタの場合、首を90度傾けると見えなくなる。いわゆる、「クロスニコル」の状態ということだろう。通常の状態でモニタが真っ暗なものは、首を90度傾けなければ見えない。このモニタでは偏光サングラスは使えない。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited

寝返りの話に戻ると、これはおそらく首の凝り固まりに大いに関係していると思う。服や布団が邪魔をして動きづらいのはあまり良い環境ではない。実際、素っ裸で寝ると、肩が随分と軽いということがあるのである。冬はなかなか難しいが、寝るときは素っ裸で寝るのが一番気持ちがよい。また、枕はやはりあった方が良いということが分かった。真上を向いているときはまだましなのだが、横を向いて寝ている時の肩と頭の差ができるので、首を痛めてしまうようだ。快眠枕がいろいろ売られているが、だいたいが高さがなだらかになっていたり、低反発素材が使われている。これは恐らく寝返りをなるべくしやすくして、かつ、首を痛めない程度に高さがある、というものなのだろう。