"photobashiru" ...

写真を中心に、ほとばしってるものを。

K-3 III -SNAP- 不忍池(2022. Jul.)SDGs の話 2 -服-

テレビを見ないので、必然的にニュースを見る機会も少なくなり、スマホに上がってくるネットニュースをチラチラ眺めたり、人伝いににこんな事があったらしいという話を聞いたりしてすませている。元々世の中のことには興味がないので、テレビを見ない人が増えたのは大変心地が良い。誰かが呼びかけているのか知らないが、今年の冬は世間的にも節電に対して大いに協力的で近所のスーパーなども電気を部分的に消していたりする。実際は燃料費の高騰で電気代が無視できなくなりそうなので、これを好機とばかりに必要のない電力削減に乗り出したのかもしれない。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA F4 15mm ED AL

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そういう私も家の電球は元々 LED であったのだが、さらに電力量の小さな電球に全て変更し、冬だというのに、暖房を全く使わずに生活するチャレンジをやってみることにした。暖房を使わないと、気温の変化に敏感になるのだが、1月になってからよりも12月の終わりの方が寒かった様な気がする。1月中旬は例年は雪が降ったりしていたのだから、少し例年よりも暖かいのかもしれない。今のところ、エアコンは使用せずに済んでいる。例外的に風呂に入るときは風呂の中を少し温めている。風呂の中はほぼ外と同じなので、さすがに温めないと厳しいものがある。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA F4 15mm ED AL

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しかし、暖房なしで何故生活できるのかと言えば、UNIQLOヒートテックの恩恵が大きいのだと思う。季節に合わせてヒートテックの厚さも調整しているが、12月に入ってからはずっと極暖である。そして今年は暖パンというヒートテックのズボンが出たので、もうずっとこれを着ている。私の中で冬に暖パン以外を履く選択肢は無くなってしまった。基本的に電気やホッカイロなどで温めるのは、あまり好きではなく、体温の保温効果により暖かいというのは理想的である。ヒートテックのタイツも試してみたが、締め付けられる感じがあまり好きではないので、スーツ着用の必要がある場合など、暖パンを履けない時限定の使用になりそうである。少し前の UNIQLO の服は安くて質があまり良くないイメージがあったが、最近はだいぶ良くなった様に思うし、暖パンに関しては 5,000 円という価格に合った品質の良い製品だと思う。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA F4 15mm ED AL

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また、湯たんぽを導入した。よく考えてみれば、エアコンを使っていた頃も、布団の中はいつも冷たくて嫌だなと思っていたのである。使ってみると、これが非常に快適で、布団の中に入れているのでそう簡単には冷めないのである。もっとはやく導入すべきものであった。エアコンをつけたまま寝てしまうと喉が乾燥して風邪をひいてしまうので、元々寝る時にはエアコンは切って寝ることにしているのだが、その習慣を続けていると、寝ている間に体温が上昇するようになってきた様に思う。そのため、朝起きるまで布団の中はこたつのように暖かい。実家に帰ると、親切心から暖房を効かせてくれるのだが、これはお節介というもので、暑すぎて喉がカラカラになって体調を逆に崩してしまうくらいである。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA F4 15mm ED AL

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そんな訳で、私も持続可能な開発目標(SDGsSustainable Development Goals)に少しは貢献しているのではないだろうか。それはそうと、服飾の業界というのは、私の独善的な感覚からすれば、基本的には時代遅れな印象がますます強くなったなと感じる。ショッピングモールに行けば、それこそ溢れんばかりの服が売られているけれども、そのほとんどは型の観点からも素材の観点からも着心地が悪く、見た目ばかりに気を遣われている様でいて実際には全く洗練されていない、という感じがする。そもそも人の体の様な、これほど個人差があるものを包み込むものを大量生産で安く売ろうというのに無理があるのかもしれない。ネット環境が整備された現状を考えると、人によって規格が違うものは、全て受注生産にするべきであるし、実際に実現は可能であろうと思う。在庫が残るリスクの観点からも、結局は無駄がないのではないだろうか。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: smc PENTAX-D FA 50mm F2.8 MACRO

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私はいつか自分で着る服くらいは全て自分で自分用に作って着たいと思ったりする。もちろん、ヒートテックの下着や暖パンなどは、売られているもので十分であると思う。売られているものに不満を感じるのは、シャツの様なボタン付きの服である。高価なものの中には着心地の良いものもあるが、一般的な価格帯のものときたら酷い着心地で一日その服を着ていたためにひどい肩こりに悩まされることになる。スーツも基本的には同様に非常に疲れるのだが、思うにこれは服が体に合っていないためだろう。しかし、オーダーメイドで服を作ってもらう金銭的な余裕など無いのだから、では自分で作れたら良いのにな、と思うのである。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: smc PENTAX-D FA 50mm F2.8 MACRO

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義務教育において、もっと服飾系の授業時間を増やして欲しかった。技術·家庭科の授業時間は少なすぎる様に思う。私など、黒板の板書を写すだけの授業はほとんど無心でぼーっと写していただけで、何も覚えていないのだから、全くの時間の無駄だったとしか思えない。少なくとも実習の時間には起きていられるし、手先も器用になるのだからずっと有益な時間である。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: smc PENTAX-D FA 50mm F2.8 MACRO

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そもそも座学に関して言えば、なぜあそこまで興味が湧かないのか。私が特に嫌だったのが社会の時間である。今思えば、教える順序が間違っているのではないかと思う。まず、現在の世界の状況についての説明が全く無い。それにもかかわらず、歴史的な発展に沿って話を進めるものだから、なぜその話をしているのかが理解できない。まずは現状の説明からすべきではないのか。歴史などその後いくらでも興味が出てくるものである。世界の現状に関連して言えば、社会の基本的ルールをなぜ教えないのか。働く際に実用的に必要になる税金の仕組みの詳細な説明は必須事項だろう。理科にしても、結局歴史的な発展をなぞるのに終始して、現代的な解釈まで至っておらず、時代遅れも甚だしい。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: smc PENTAX-D FA 50mm F2.8 MACRO

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小学校·中学校·高校と 12 年間もあるが、長すぎであると思うし、無駄なこともたくさんある様な気がする。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: smc PENTAX-D FA 50mm F2.8 MACRO

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服の話から話題がそれた。最近は服はなるべく買わないようにしていたが、ズボンというのは案外破れたりするもので、破れたところを補修したりして使っていたらいつの間にかボロボロになっていた。それで、部屋着にはまだ着れるかと保管しておいたズボンがあったことを思い出した。履かなくなった理由を考えると色が褪せてきたのが大きい。ふと、染色できれば履けるのではないかと思い、amazon で検索すると染色剤が売られていた。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA F4 15mm ED AL

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一回の染色では薄かったが、もう一度くらい染色すれば、再利用できそうである。結構な重労働になるのだが、元々こういう作業は好きなので、むしろ楽しく感じる。慣れてくれば、絞り染めなどもできるかもしれない。節約にもなりそうなので、丁度よかった。