ロシアレンズの Jupiter-9 85mm M42 を購入したのは 2020 年の12月、もう 2 年も前のことであった。amazon で見つけて、何気なく購入したのだが、商品の梱包がやたらとテープでぐるぐる巻かれていて、どこから送られてきたのかと思ったらロシアからのようだった。日本の中古品かと思っていたので、少し驚いた。レンズの外観は正直あまり綺麗ではない。今も amazon で購入できるのかと気になって、再検索してみると購入はできるようだ。ショップのカスタマー情報を見てみると、ウクライナからの発送らしい。
撮影したのが今年の4月で、季節感が全くない。今年はなかなか時間がとれずに見返してみれば、アップせずに寝かしていたものをまとめてアップしていたり、といった感じでだいぶ Hatena Blog をサボってしまっているなあ、と思う。
というのも、戦争やらコロナやら、物価の上昇やら円安やら、諸々の影響が仕事にも少なからずあり、その皺寄せを何とか相殺するための細々とした工夫、そのために増えたルーティーンのような雑務、などが、私がブログをサボっている原因の一つであることは間違い無いだろう。
まあ、サボったところで、単なる日記のようなもので、基本的に自分が書きたいときに書くだけなので、どうでも良いのだが、こう続けているというだけで、何か書かなければならないという、義務感が生じてくるのはどういうことなのだろう。
仕事における雑務にしても、ルーティーンになってくると、それがある事で却って仕事のリズムができるようなところがあり、満更でもないような気がしてくる。忙しければ忙しいほど、忙しく無いのが異常なことのように思われて、つい休むのを忘れてしまうようなところがあり、我ながら損な性格をしているなと思う。
そのせいなのか、年齢的なものなのか、寝る前や起きた後に、しばらくストレッチのような動きを布団の中ですることなしには、とても起き上がれないほどに、肩や背中などの筋が凝り固まっているような感じで、なかなか肉体的には辛いものがある。気をつけなければぎっくり腰などやりそうな感じである。
それはそうと、このレンズ、見た目によらず、なかなかの写りである。開放で撮ると、少し解像感が甘い気がするが、少し絞ると素晴らしくシャープな感じになる。
色合いもなかなか良くて、私の趣向に合っていると感じる。
このような雑草、身近にある世界を美しく撮りたい、というのが、私の写真を撮る動機の核にあるようだ。
それだけに、一人で散歩しながら撮影していると、このような写真が量産されてしまう。
撮っている時も、Raw 現像して写りを確認している時も、それらの写真を眺めている時も至福なのだが、記事にしようと思うと、書くことが何も無いのである。
しかし、写真だけをただ並べるだけではそもそもブログとして成立していないと思うので、もういっそ写真と何の関係の無いことをつらつら書いておこうと思うのである。と言いながら、もう書くことが無くなったが、この日の写真はこの3-4倍近くあるので、また別の記事にしようと思う。
