K-3 III を購入したのは 2021年の 6月くらいだったので、まだ1年は経っていないが、あまり作例をアップしていないことに気づいた。撮っていなかった訳ではないが、個人的な写真が多かったように思うし、世の中的に何となくアップするのに躊躇していたように思う。
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
K-3 は Pentax から出た APC -S のセンサーを搭載したフラッグシップという位置付けのカメラである。フルサイズの K-1 を購入した当時は画像サイズが大きすぎるような気がしたし、 1 kg もの重さからちょっと持ち出すのに躊躇していた時期もあった。しかし、ハンドストラップをつけてからというもの、それ程重さも気にならないし、やはり品のある画が出てくるように感じた。そんな感じで、ようやくフルサイズに慣れてきた頃に K-3 III が出た。
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
世の中はミラーレス機にほとんど移り変わっていく中で、あえて趣味性の高さに価値をおいた一眼レフ機である。きっと Pentax はこれからもこの路線でゆくのだろう。私的にはそれでよいと思う。
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
GR もたまに使っているが、このカメラは言ってみれば、ミラーレスの高級コンデジ といった立ち位置で、一眼レフ機並のセンサー(APS-C サイズ)を搭載していて、コンパクトさゆえか液晶画面を見ながら撮るスタイルにそれほど違和感はない。しかし、その手軽さゆえに写真を撮ったという実感が一眼レフ機に比べると少なく、写真を撮るという行為への没入感に欠ける。そして、出してみた画をみると思ったより写っている違和感と、やはり一眼レフほどの画ではないのではないか、という機体の大きさからくる思い込みのような変な感覚がある。
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
K-3 III は技術的にはかなりの本気度で、APS-C 機の決定版と言ってよい出来だと思う。光学ファインダーが広く、機体の高級感がある。そのせいで金額的にはフルサイズの K-1 とほとんど同じくらいの価格で、正直、購入するのに勇気が必要だったが、購入して良かったと思う。
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
K-5 も当時としては完成度の高い APS-C 機で人気があったが、今見ると、作りがおもちゃのように感じてしまう。その前に使っていた K-r はなおさらである。画質は良くても、やはり、シャッターを押した時の感覚とか、ちゃんとしたメカ感というのはカメラには重要な要素だと思う。
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
そして、Pentax は昔から K-マウントを採用していて、フィルム時代からのオールドレンズも使用できるのも一つの売りなのだろう。それで、メルカリとかヤフオク でオールドレンズをいくつか入手した。
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
アダプターを使用すれば、M42 マウントというねじ込み式のレンズでも装着できるのである。もちろん、絞りやピント合わせは手動になるが、私が撮ることの多い街の風景写真などはこれで全く問題ない。
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
昔のレンズは、フィルム用に設計されているので、フルサイズの K-1 で使用するのが本来は良いと思うのだが、K-3 III は実際のレンズの焦点距離 の数値を手動で入力できるという機能があり、記録の上で細やかな配慮がある。
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
フルサイズ用のレンズをより小さなセンサーサイズの APS-C 用に使うことは、画角が本来の焦点距離 の感覚からずれる(トリミングして望遠になるような感じ)だけで、画質的には良い部分を使えるので良いのではないかと思う。
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
M42 レンズは Pentax 以外の会社も作っている。HELIOS -44M 58mm F2.0 は背景が歪んでぐるぐるにボケることで有名なロシアレンズ であり、Zeiss Biotar のコピーレンズだそうである。今回は絞り解放 F2 で試し撮りしてみた。いくつかは少し絞った写真もあったかもしれない。手動で絞った後、絞りの数値をカメラ側で設定しないと間違った値で記録されてしまうので、そこがやや面倒である。(使い方が間違っているかもしれない。)
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
撮ってみた感じでは、それほどぐるぐるにならないなという印象である。
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0
Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HELIOS -44M 58mm F2.0