"photobashiru" ...

写真を中心に、ほとばしってるものを。

光の効果 –フレア · ゴースト– (2019. Dec.)

画角内に太陽などの強い光源がある時に、周辺部が白っぽくなったり、
放射状に円形や多角形の文様が生じたりするのをフレアという。
特に、後者はレンズの内面における反射などによって起こり、
ゴーストとも呼ばれる。
フレアは本来は発生させないようにするものと考えられているので、
レンズにコーティングを施すことで起こりにくく設計されている。
レンズフードも余分な光がレンズ内に入るのを避けるためのものである。

フレアをうまく利用すると印象的な写真になるので、
故意に発生させるようにすることも多い。
太陽をファインダーの端の方に取り入れるのは個人的には昔から好きな構図である。
フレアは古いタイプのレンズで生じやすい他、
プロテクトフィルターによって生じやすくなる場合もある。
GR でどれくらい発生するか試してみた。

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Camera: GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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Camera: GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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Camera: GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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Camera: GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

被写体で太陽をほとんど隠してしまうか、画面に入り込まないようにすれば、
フレアはほとんど発生しない。
以下は解放 F2.8 で撮影した。

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Camera: GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

ゴーストはほとんどないが、周辺が若干白っぽくなっている。

以下では、紫色や緑色の光の玉がゴーストとして発生している。

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Camera: GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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Camera: GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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Camera: GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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Camera: GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

まだ、フレアの発生条件を完全にコントロールできているわけではないが、
光芒(こうぼう)は絞るほどに綺麗に出やすくなるようだ。

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Camera: GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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Camera: GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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Camera: GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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Camera: GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8