11月4日で終わってしまったのだが、
六本木で「虫展 –デザインのお手本–」という展示をやっていたので行ってみた。
21_21 DESIGN SIGHT | 「虫展 −デザインのお手本−」 | 開催概要
小さい頃、昆虫を飼うのは好きだったし、
綺麗な色の甲虫の図鑑は見ていて楽しい。
展示のタイトルから予想できるが、
昆虫の標本が沢山並べてあるような古典的なタイプではなく、
昆虫をモチーフにした芸術作品を集めたタイプでもなかった。
ちょっと珍しい展示で、
昆虫の体の機能とか習性に着目した工学的な雰囲気の展示で、
子供にとっては面白いだろうなと思うような工夫が随所に散りばめられていた。
同じ時期、他にも虫関連の展示をやっていたように思うが、
そちらは昆虫をモチーフにした作家さんの作品の展示のようであったので、
私にとってはそちらの方が楽しかったかもしれない。
21_21 デザインサイトに行くのは初めてだった。
会場に向う途中、ミッドタウンの建物を出て、ガレリアブリッジを渡り、
ミッドタウンガーデンを歩いていると、
布をテントのように木に巻き付けて綺麗にしてあった。
会場に到着。
入るとすぐに巨大な昆虫の脚がある。
スケルトンのカブトムシ。ちょっと気色悪い。
ゾウムシというのはものすごい数の種類がいて、
これを収集することを趣味にしている人がいると、
子供の頃、父親から聞いたことがある。
おそらくは父親の知り合いの人なのだろう。
確かに綺麗なゾウムシは収集したくなるのも頷ける。
カブトムシの羽。
髪の毛とくるみの皮でできたシェルター。廃棄物を利用して強度が高いという。
トビゲラの巣を模した展示。
てんとう虫の脚から発想を得たスニーカー。
昆虫標本は "きれいに" 並べられていて好感が持てた。
このトビゲラの巣の写真のようにアートを感じる部分もある。
お土産コーナーにあった香りの強い木片。
隣の建物では「GOOD DESIGN EXHIBITION 2019」というちょっとした展示も
やっていて、入場無料だったので入ってみた。
六本木のキーワードは "デザイン" なのかもしれない。
建物にもデザイン的に美しいものが多いように思う。
GR は手振れ補正が付いていないのだが、絞り開放くらいで撮れば、
ほとんどブレは気にならないようだ。
出てくる絵を見ると、黒い部分があるとなんとなく様になっている様な気がして、
日が暮れた後の街を撮ることが多くなった気がする。