先日、フジフイルム スクエア に行った時、
「小林修 写真展 『街道をゆく』の視点 歩いた風土、見抜いた時代」
という写真展をやっていた。入場料は無料である。
その時に、カメラマンの小林 修さんと
『街道をゆく』の最後の担当者をしていた村井 重俊さんによる
トークショーが 11月 9, 10 日にあるということだったので、参加することにした。
村井さんは『街道をついてゆく』という著書も出されているが、
親しみやすい雰囲気の方で、小林さんとの掛け合いが大変面白かった。
このイベントも入場料無料であったが、
村井さんの本はその場で買って帰った。
司馬遼太郎さんの著書は、実は私はほとんど読んだことがなかった。
先日、『モンゴル大紀行』という開口健さんの本のプロローグに、
開高健と司馬遼太郎の対談が載っていて、
司馬さんのことが少し気になっていたというもあって、タイミングが良かった。
対談を聞いた後に思い出したのだが、子供の頃にテレビで
『街道をゆく』に関連した番組を見たことがあったように思う。
その時に、読んでみたいと思った気がするのだが、今まですっかり忘れていた。
司馬さんは「中心よりは辺境に行くのを好んだ」という様なことが
村井さんの著書に書いてあったと思うが、
なんだか自分がしてきた旅を振り返っても、共感というか親近感を覚える。
『街道をゆく』を読むのにちょうど良い時期だったのかもしれない。
43冊くらいあるようなので、気になるところから読んで行きたいと思う。
トークショーが終わり、バスキア展がやっているのを思い出し、
六本木ヒルズの方へ移動することにした。
バスキア展 メイド・イン・ジャパン | 森アーツセンターギャラリー - MORI ARTS CENTER GALLERY
しかし、「バスキア展」の会場に着くと、
会期が終わりに近いこともあり、150分待ちというびっくりするような混み具合で、
入るのは諦めた。