"photobashiru" ...

写真を中心に、ほとばしってるものを。

六本木 FUJIFILM SQUARE(2019. Nov.)

以前、CP+で説明を聞いて回った時に、富士フイルムのカメラに興味を持った。
フィルムの会社だけあって、フィルムシミュレーションとか、
撮って出しの "色" に並々ならぬこだわりを持っている雰囲気が感じられて、
いつか使ってみたいと思っている。
六本木の東京ミッドタウンには FUJIFILM SQUARE があると人づてに聞いたので、
行ってみることにした。 

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

火事だろうか。消防車がたくさん停まっていた。

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

富士フイルムのビルが見えてきた。

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

fujifilmsquare.jp


建物の一階に入るとまず、写真展のブースが目につく。
FUJIFIUM SQUARE 企画写真展
「小林 修 写真展 司馬遼太郎街道をゆく』の視点 歩いた風土、見抜いた時代」
をちょうどやっていて(2019.11.1 – 11.20)、
モンゴルの青空に雲がぽつぽつと浮かんでいる写真が目に飛び込んできた。
私自身は『街道をゆく』に関する予備知識は全くなく、
モンゴルに行ったこともないのだが、
その写真は私の中の "モンゴルのイメージ" を完璧に再現したような、
そんな写真だった。
それで、いつの間にかブースの中に入っていたのだが、
入口から入ったのか出口から入ったのか、などと考えながら、
前から歩いてくる人をよけながら進む。

写真家の人の作品を見ているといつも思うのだが、
「ああ  こういう写真、自分もよく撮るな」と感じることがある。
例えば、片田舎の何気ない風景、そこに暮らすおじいちゃんやおばあちゃん、
ふと見上げてみると自分を取り囲んでいる山々 ··· 、といった感じの対象である。
そんな風に共感を感じながら歩いていると、
「これは何気ないものを撮っているようでいて空気感がすごい」とか、
「この発想はなかったな」とか、
自分が未だ到達していない領域の写真が出てきて、
終いには、「これどうやって撮ってるんだろう」と思うような写真が出てくる。
共感から始まり、「やっぱりプロは何か違うな」と思って終わる流れは、
王道のルーティンパターンなのだろうか。

新撰組のコーナーを歩いていると、
前を歩いていた人に何か説明している、長身白髪で品の良さそうな人がいた。
「これは土方歳三がつけていた鉢金、額を守るための防具です。」
というような話が聞こえた。
確かに言われなければ何の写真かわからなかったかもしれない。
面白いなと思って、後ろからついて行って話を又聞きしていた。
ブースを出た時に、「あそこにいるのが写真を撮った人です。」
と示された指の先には物腰の柔らかそうな人が立っていて、
おそらく写真を見ていた人達と雑談をしているようであった。
私の癖というか、好感を持った人、特に自分より年が上の人には、
どうもうまく懐に飛び込めないようなところがある。
自分の好意の伝え方がよく分からなくなる。

ブースの外を歩いていると、
一週間後にトークショーが開かれるということが分かった。
「これは出たい」と思っていると、写真家の小林修さんの他に、
村井重俊さんの名前がある。後になって気がついたのだが、
さっきブースで説明をしていた司馬さんを彷彿とさせるような風貌の紳士が、
この写真展の監修をしている村井重俊さんなのだった。
村井さんは、司馬さんの『街道をゆく』の最後の担当として、
6年間司馬さんについてまわった人だという。
ブースの中で最も印象に残った写真、
スカイツリーと稲妻が対になった二つの塔のように
対称的に並べられた構図の写真があった。
運をも味方につけたような写真であったが、
この写真をどうやって撮ったかの種明かしは、
後にトークショーで聞くことになる。

ブースを出たところには、カメラをさわれるようなコーナーもあったが、
先客がコアな話をしているような雰囲気があったので通り過ぎた。

2階にはトークショーなどのイベント会場があるが、
普段は開放されていないようで、歴代の「写ルンです」の展示があるくらいだった。

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

富士フィルムのビルの奥に、何やら写真を撮りたくなるような建造物がある。

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

何か置いてあると思ったら、耕運機。

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

GR は結構な広角レンズなので、
拡大してみるとなかなかいい絵だと思うことがある。
APS-C なので画質もそこそこある。

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8

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GR, Lens: f=18.3mm 1:2.8