数年前からトラックパッドのクリックができなくなっていた。
1-2 年前くらいから、本体が水平でなくなりガタガタするようになった。
あまり深く原因を考えていなかったので、
トラックパッドの設定を変更してタップでクリックをできるようにし、
起動直後のタップが効かない時にだけはマウスを使ってクリックをしていた。
PC 本体下部の左上部分に楊枝を挟んで水平を保っていた。
今回、思うところがあって裏蓋を開けたところ、
蓋を閉められないことに気がついた。
どうしたことかと思ったら、
Li イオンバッテリーが膨張していることが分かった。
それで、トラックパッドがクリックできなくなったのは、
膨張したバッテリーの圧で内部から押し上げられていたのが
原因だと気付いたし、水平でなくなったのは、
本体が歪んできていたからだと分かった。
調べると、純正ではないが 7,000 円くらいでパーツが売られていたので、
交換することにした。
交換は非常に簡単で、ネジを二つ外して、
右上のケーブルを基盤から外すだけである。
交換してから気づいたが、
「この Mac について」>「システムレポート」>「ハードウェア | 電源」、
と進んで、バッテリーの状態についての情報が得られるので、
交換前に見ておけば良かった。9 年ほど使用したことになる。
交換後は、
完全充電時の容量(mAh): 6958
充放電回数: 1
バッテリーの装着:はい
アンペア数(mA):–1087
電圧数(mV):11940
となり、時計の設定がリセットされたので再設定を行った。
これで、またしばらくは延命できるだろう。
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Early 2011 モデルは、
OS のアップグレードが可能なのは High Sierra までだが、
調べてみると High Sierra にするとパフォーマンスが落ちるらしいので、
Sierra までにしておこうと思っている。
Mac OS のアップグレードは、公開されてすぐにやってしまうと、
必ず不具合があったり、ソフトが使えなくなったりすることがあるので、
いつも悩ましいものだが、その悩みから解放されただけでだいぶ気が楽である。
今後改良するとすれば、
現在使用している SSHD を SSD に交換することくらいだろうか。
まだ前回交換してから、2 年目くらいなので特に不具合は感じないが、
来年以降で不具合が生じたら SSD にしてみようと思っている。
SSD は、 1 TB で 14,000 円くらいとかなり価格が手頃になってきた。
2015 年の時は 500 GB の SSD が 20,000 円であった。
容量が少ないので購入したまま使用していなかったのだが、
SSD で問題がないか試してみようかという気になり、
OS のクリーンインストールを試みた。
しかし、Snow Leopard, El Capitan と試したがいずれも
インストールに失敗した。
Snow Leopard は Version 10.6.3 の DVD ディスクを試したが、
ビープ音が鳴って認識しない。
El Capitan はインストール用の USB を以前作ってあったので、
それを用いたが、
「利用できるパッケージがありません」という謎のコメントが出て、
それ以上進むことができない。
現在の OS が Sierra なので、
それ以前の OS はインストールできないようになっているのかもしれない。
High Sierra を試してみたいという気持ちもあったので、
High Sierra のインストール USB からのインストールも試してみたが、
USB が認識されなかったので、いきなり High Sierra にはできないようだ。
しかし、High Sierra にして Sierra に戻せなくなったら面倒なので、
ここで止めてしまった。