9 年ほど前に Hawaii に行く機会があり、これが私の初の海外経験であったが、
良い機会だからとデジタル一眼レフを購入した。
K-r という PENTAX の入門機で、ボディとズームレンズ合わせて 12 万円である。
18-135 mm のレンズは当時出たばかりだったので 6 万円はしたが、
今ならアマゾンで新品でも 4 万円程度で手に入る。
(中古では 1 万 5 千円程度で手に入る。)
K-r のボディはさすがに今では手に入りにくいだろうし
(購入する意味もないと思うが)、
当時上位機種であった K-5 の中古品が 2 万円程度で手に入る。
K-5 (APS-C のデジタル一眼)というのは当時としてはかなり人気のある機種で、
ズームレンズ付で 3 万 5 千円(中古)で手に入るのはすごいことだなと思う。
もちろん、2019年度からはフルサイズミラーレスの流れになってきているので、
将来的に考えるとこれを購入する意味がどれほどあるかは人によると思う。
PENTAX ズームレンズ 防滴構造 DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR Kマウント APS-Cサイズ 21977
- 発売日: 2010/11/20
- メディア: Camera
K-r は入門機という位置づけであったので、ボタンの数が少なくて、
とっつきやすかったというのはある。一方で、少し慣れてくると、
· 絞りとシャッタースピード用のダイヤルが別になっていない
· 撮影モードのダイヤルにロック機構がない
· 防塵構造でないのでゴミが入りやすく、ダストリムーバル機能が貧弱
など、気になる部分が出てくる。
K-5 というのは上のような最低限のポイントを
おさえた上位機種だったので人気があったのだと思う。
画質の点では、K-r は素直な発色をする良いカメラだったと思う。