ハワイ諸島の中でオアフ島は一番観光地のイメージが強いが、
ハワイアン空港で別の島に移動すると、また別の雰囲気が楽しめて良い。
ハワイ島は一番大きい島(Big Island とも呼ばれる)であるが、
頑張れば 1 日で車で半周するくらいはできる。
Hilo 空港に降り立ち、レンタカーを借りた。
ヒロは島の東岸の中央付近の都市で、日系移民によって開発された都市だという。
なぜかレンタルした車が思ったより大きな車で、ナビが付いていたので助かった。
ナビがないとさすがに不便で、
例え地図を持っていたとしても(実際には地図を準備するのを忘れていた)、
移動は難しかっただろう。
レインボーフォールズ(滝)に寄った後、
ヒロの町のちょっとした食堂で朝食のトーストを食べると、
地元の人しかいないので、ハワイに来て初めて旅行気分を味わえたように思う。
島の中心にはハワイ火山国立公園があるので、ここに向かって進んだ。
火山周辺は荒涼とした景色であるが、山を登ったり下ったりする過程で、
まるで雲の上を走っているような感じになる場所があって、
車でドライブするのはとても楽しかった。
海岸の方まで行くと、車を止めて歩ける場所もある。
断崖絶壁の海岸線を散歩するのは、運転の気分転換には最適である。
火山がハワイ島のメインイベントであったので、あとは無事に飛行機の時間までに
Kailua-Kona 空港まで辿り着けば良い。
しかし、さすがに疲れてきて途中で寄ったガソリンスタンドで、
レッドブルの 500 mL 缶(サイズはこれしかない)を購入して、
何とか集中力を維持した。
西海岸にはプナルウ黒砂海岸という場所がある。
火山岩のためか色の黒い砂浜である。
この海岸ではアオウミガメが産卵する場所らしく、
この時も恐らく休憩していると思われるウミガメを見つけることができた。
Kona に着いたときにはすっかり日が暮れてしまったが、
何とか無事にたどり着くことができた。
レンタカーの返却も、特に大したチェックもなく、
すんなりと終わった。
オアフ島から帰国。