ダイヤモンドヘッド(Diamond Head)はオワフ島にある標高 232 m の火山で、
19 世紀にクック船長率いるイギリスの水夫たちがこの山を登った時に、
見つけた方解石の結晶をダイヤモンドと間違えて名付けたと言われている。
ハワイ先住民の間では、
「マグロの額」という意味の
ハワイ語「レアヒ」と呼ばれているそうである。
どちらの呼び方にも、
頭とか額とかの意味が付いているのは一体どういうことだろう。
暗いうちからダイヤモンドヘッドへ向かった。
山の麓までは歩いている人はほとんど誰も見かけなかったが、
いざ山を登り始めると同じことを考えている人は結構いた。
それほど大変な登山では無かったように思うが、
一番上から眺めると、街全体が見渡せてなかなかの景色である。
だんだんと空が明るくなっていく様子を眺めていると、色の変化が楽しい。
海を一望できるダイヤモンドヘッドは沿岸防衛に理想的と考えられ、
軍事要塞として大砲の砲台などが据え置かれた時期もあったということだが、
結局一度も使われないまま現在に至るという。
ダイヤモンドヘッド - Wikipedia