『smc PENTAX-DA 1:1.4-5.8 55-300mm ED』は、
APS-C 用のズームレンズなので、
Crop (APS-C サイズへトリミング)で撮るのが基本になる。
画質的には Crop でとっても全く問題ないように思う。
だが、このレンズは Full Size で撮っても、
四隅が光量不足で少し黒くなる程度で、割と広い範囲をカバーしており、
撮り方によっては Full Size で撮っても全く問題ない場合もある。
気になる場合はトリミングで少し小さくするが、
APS-C よりは少しだけ面積が広がるのではないだろうか。
特に、背景が暗い感じになっている場合、周辺光量が落ちている分、
絵として雰囲気が出る。
草花はマクロで撮ることが多かったが、少し距離をとって望遠で撮るのも、
適度な収まり感があって良い。
そして、鳥のようなあまり近くに寄れない対象は、
やはり望遠で撮るしかなさそうだ。
遠くのものを遠い場所から撮るという場合、
少し画角を調整できるというのも絵作りにおける
ズームレンズの良いところだろう。
良い条件であれば、なかなか良い。