新宿からの帰り道、
ふと「亜細亜食堂 サイゴン 上町店」で飯が食べたくなり、豪徳寺駅を降りる。
世田谷線に乗ろうとすると「ボロ市」の文字が目に入った。
どうやらボロ市も上町で開催されているようなので、少し寄ってみることにした。
電車を待っていると、
前に並んでいる夫婦が「同じようなことを考えてる人が結構いるね。」
後ろの家族は「ボロ市の雰囲気がなんか好きなんだよな。」
なんて話している。
間に挟まれた私は、Peak Design の camera clip でカメラを腰にぶら下げて、
いかにもボロ市を撮影しに来た感が出ているなと自分でも思うが、
このスタイルは最近の私の外出時のデフォルトであり、
目的はあくまで上町でフォーを食べることである。
世田谷にボロ市があるというのは、実はこの日初めて知ったのだが、
蚤の市のようなもので、古着やボロ布が売られるようになったことから、
明治の終わり頃には「ボロ市」として呼び名が定着していたらしい。
歴史は随分古く、
小田原城主 北条氏政が 1978 年に世田谷新宿に楽市を開いたのが始まりだという。
世田谷のボロ市 | 世田谷区ホームページ
ボロ市 - Wikipedia
被写体ぶれで、人を特定できなくする技術がまだ甘い。
植木なども売っていた。
ボロ市はほどほどにして、本来の目的地へ。