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写真を中心に、ほとばしってるものを。

滋賀(2022. Nov.)食について(春)

春になるといろいろな野菜が出てくるが、油断しているといつの間にか食べ損ねて今年も食べれなかったということになる。4月のはじめに筍が売っていたので、少し気になっていたのだが、処理の仕方がよく分からなかったので迷っていたらいつの間にかなくなってしまった。後の祭りだが、youtube で処理方法は勉強したので来年こそは挑戦したい。

Camera: PENTAX K-3 III, Lens: HD PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited

筍を逃してしまったので、なんだか気持ちのやりどころがなくなり、他に何か春らしいものはないかなと探していたら、ウドというのがあったので買ってみた。一見どうやって食べたらよいのか、よくわからない。

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長い棒状の、食べられると言われなければその辺に生えている雑草と間違えそうな、おぞましい見た目をしている。皮を剥くと、瑞々しい茎があり、生でかじってみると変わった味がする。菖蒲のような香りである。あるいはみょうがのような感じだろうか?

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みょうがはいまだにそれほど美味いと思えないのだが、人によってはあれがたまらないというのだから不思議である。みょうがが美味いという話は、たまたまかもしれないが全て女性から聞いたような気がするのだが、何かあるのだろうか?きっとウドも好きなのだろう。

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みょうがに関しては、実は食べた経験自体があまりない気がする。限られた経験を思い出すと、風味も変わっていたが、やや硬くてつるつるした食感がプラスチックを食べているようであまり好きになれなかったように思う。

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ウドはすじばっているのが少し気になるが、生でもいけないことはない。それで、何をつけたら美味いだろうかと想像したら酢味噌がたまたま冷蔵庫にあったのでつけてみたところ、これが絶妙のマッチングであった。

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食のマリアージュなどとはよく言ったものだが、酢味噌はウドのために作られたものではないかと思うほどである。酢味噌のパッケージをよくよく見てみたら、「刺身こんにゃく、ウド、餃子にどうぞ」と書いてある。ウドというのはそんなによく知られた食材だったのだろうか。

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すじばっているところからシナチクを連想したので、薄切りにしてラーメンの具にして食べてみた。酢味噌ほどのベストマッチではないものの、まあまあといった感じだろうか。どこかで食べたような味のような気もする。茹でたことで少ししなっとするが、すじばった感じは残っている。

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やたらと長いので食べきるのに2日くらいかかったが、ウドは一年に一度食べれば十分かなと思う。日常的に食べたいものもあれば、気分を変えるのに食べたいものもある。食べ慣れれば、酒のつまみになるのかもしれないが。

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セロリは一年中見かけるような気もするが、何となく目についたのでこれも恐らく初めて買ってみた。特に調理の仕方が分からなかったので、葉は肉の付け合わせにしてそのまま、茎の部分はそのままかじって食べたが、良いセロリだったのか、美味しくたべることができた。瑞々しくて、あの独特な香りが、新鮮な感じを増長させるようだ。

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時期としてはもう終わりに近いのかもしれないが、北寄貝が売っていたので買ってみた。これも youtube でさばき方を勉強して割と簡単に処理することができた。便利な時代である。寿司のネタは赤くなっている貝だが、新鮮なものはそれほど赤くならないらしい。赤い色を出すにはよほど過熱しなければならないそうである。

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回転ずしの北寄貝はなんだか固くて味気なく、そこまで美味いと思ったことはなかったのだが、自分でさばいたものは全く別物であった。さっと湯に通した後、氷水で冷やして刺身として食べるのだが(紐の部分はきっちり加熱処理する)、柔らかく甘みがあり非常に美味である。

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手のひら一杯に収まるくらい大きな貝でボリューム感があるのだが、この美味さであれば一人で4つくらいは軽く食べられてしまう。ご飯に入れて炊きこんで食べたりもするらしいので、見かけたら積極的に食べたいものである。私の中の貝ランキングにおいて 1,2 を争うといっても過言ではないくらいである。

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貝と言えばベトナム産のホワイトクラムというのも見かけたので買ってみたが、はまぐりも旬は2-4月のようである。姫ハマグリとも言うようであるが、ハマグリと言ってもアサリくらいの大きさである。酒蒸しにして半分くらい食べた後、濃厚な出汁が出たのでパスタソースにして食べてみたがなかなか美味かった。

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ちょうど youtube でハマグリの出汁を使用した冷製パスタを作る動画を見ていたので、やってみようとなったのであるが、冷製パスタもなかなか美味いものである。少し軽く食べるのに丁度よい。

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小さめの新じゃがと新玉ねぎも買ったのだが、これらはまだ試していない。