静岡河津七滝 No.1（2022. Apr.）

伊豆半島の下の方に、日米和親条約によって開港された港の一つとして有名な下田がある。下田市の少し上に河津町という場所がある。ここから山の方へ北上すると、河津七滝（かわづななだる）という滝が集まった場所がある。

Camera: PENTAX K-1, Lens: smc PENTAX-DA☆ 1:1.4 55mm SDM

このレンズは APS-C 用で 35mm版換算で 84.5mm相当の画角ということだが、今回はフルサイズの K-1 に装着なので普通に 55mm の画角ということになる。フルサイズにつけても、周辺光量はそれほど落ちていないので問題なく使えそうだ。

今まで開放でばかり撮っていて、さすがに被写界深度が浅すぎるかなと最近思い、絞ったのも撮ってみようということで上の2枚は f3.2 で撮ったが、f3.2 でも背景はかなりボケている。拡大するとブレ感があるが、拡大しなければ解像感が出ているように思う。

上の4枚は f1.4、森の中は暗くて ISO 100-200 で撮ろうとすると、絞った写真は撮りづらい。寄って撮らなければ、自然なシャープさといった感じ、寄って撮ると背景のボケはきれいで好感が持てる。

上の3枚は f5.6 ISO200、シャッタースピードが 1/80 s なので、拡大するとやはり手ブレ感がある。しかし、この微妙な手ブレ感が、拡大しないと却って解像感があるように見えるのは気のせいだろうか？滝を撮るには 1/80 はやや中途半端な気がする。
以下は、全て f5.6 ISO400-800 である。

上の3枚はシャッタースピード 1/200-1/250 s で、これくらいだと拡大しても手ブレ感は無い。ISO 400 で、拡大すると背景部分にボツボツのノイズがあるが、ほとんど気にならない。

上の3枚はISO 400、シャッタースピード 1/160 s 、拡大すると若干の手ブレ感がある。1/200 s を切るとなかなか難しいのかもしれない。以前、手ぶれ補正 ON で却って変なブレが生じているように感じたことがあり、最近は OFF にしている。手ぶれなしの撮影に慣れたら、また ON にした場合も検討してみようと思う。