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写真を中心に、ほとばしってるものを。

MacBookPro 13-inch, Early 2011 HDD→SSHD→SSD(2021.03.26)

MacBookPro Early 2011 モデルは、この春で10年目に突入である。
以前、書いたことがあったが、
HDD→HDD(2015.03.)

HDD→SSHD(2018.11.02)
と二回記憶媒体の交換をしており、今回少し早いが、
SSHDSSD(2021.03.26)
への交換をしてみようという気になった。

MacBookPro 13-inch, Early 2011 HDD を SSHD へ交換(2018. 11. 02) - "photobashiru" ...

前回の SSHD の使用感については、交換してすぐはそれほど速さを体感しなかったけれど、
使用していくうちによく使うソフトやアプリケーションは SSD 領域に保存されるせいか、
速くなっていったような気がする。
正直なところ、それほど重い作業をしていた訳ではないかもしれないので微妙である。
ただ、交換する少し前に、アプリの整理などしていて、
あまり使っていない Apple の標準アプリ「写真」を立ち上げてみたところ、
重すぎてフリーズしてしまったので、やはり SSD の恩恵はかなりあるのだと思う。

 

Early 2011 モデルがアップグレードできる最後の OS は
macOS High Sierra(バージョン 10.13.6)
である。SSHD の間は、一つ前の macOS Sierra を使っていて、
High Sierra にするとパフォーマンスが下がるという情報もあったので、
Sierra でいいかなと思っていたが、
SSD に変えるタイミングで OS もアップグレードしてみようという気になった。
使用感が悪かったら、最悪、もう一度フォーマットして、
インストールしなおせば良いだけなので。

前回同様、OS のインストーラがアプリケーションに保存してある状態で、
起動可能な USB を作成する。
ここで、ずいぶん前に macOS High Sierra をインストールしていたせいか、
USB 起動ディスクがうまく動作せずインストールが進行しなかった。
一度、インストーラを削除して、
改めて Web から macOS High Sierraインストーラをダウンロードすることで、
無事、正常に動作する USB 起動ディスクを作成することができた。
手順は、macOS High Sierra の導入、Time Machine からデータの移行、で行った。
Time Machine からデータを移行する際、
新しい SSD のフォーマット形式が同じでないといけないので、
前もって、アプリケーション > ユーティリティ > ディスクユーティリティ
> ディスクを選択して「情報」
と進んで、「ファイルシステム: Mac OS拡張(ジャーナリング、暗号化)」、
「大文字/小文字を区別: はい/いいえ」、などの項目を確認しておく。
USBディスク を挿した状態で、option を押しながら起動し、
「ディスクユーティリティの起動」を選択する。
するとなぜか、SSD が認識されていない。
一度戻ってから、「OS のインストール」の方に途中まで進んだ後、
「戻る」、再び ディスクユーティリティに入ると認識されていた。
(なぜ戻ったかというと、USB のインストーラが古かったせいか、
上手くインストールに進めなかったからである。この時は、
SSD のフォーマットだけして、再び元の OS でインストーラを作成し直した。)
USB 起動ディスクが新しく作成したものなら、問題なく OS をインストールできた。
続いて、Time Machine からのデータ移行、これは 10時間位かかりそうなので、
週末にしかけて放置しておいた。週明け、無事にデータ移行も終了していた。
ただ、OS インストールの際に作成した新しい ID が、アカウントとして残っていた。
(特に、問題はないけれども)
動きは何となく Sierra の時よりは遅いような気もするが、それほど気にならない程度である。

最後に Time Machine の設定だが、
4TB の外付け HDD を Disk1(1TB), Disk2(1TB), Disk3(2TB) とパーティションに分けてあり、Sierra の Backup は Disk1 に設定してある。
Disk3 は Rawデータの保存などに使用している。
そこで、Disk1はそのままにして、まだ使用していない Disk2 を HighSierra の Backup ディスクに設定した。これで何かあっても、いつでも Sierra に戻すことができる。
TimeMachine の怖いところは、OS を変えた時に、以前の Disk を選択してしまうと、
データが一瞬で消去されてしまうところである。この点だけは気をつけなければいけない。

OS もいよいよ、最後のアップデートを終了したので、後は壊れるまで使用するのみだが、
SSD を更新していけばかなり使えるように思う。
通常の使用であれば、全く不自由は感じない。
ここ 3 年くらい、Adobe Creative Cloudサブスクリプションに入っていたのだが、
いつの間にか使用しているものの多くが「ソフトの互換性がありません」というような状態になっており、さすがに意味ないなと思っていたので、解約することにした。
少しは使えるようにはなったが、あまり Adobe スキルは上がらなかったように思う。
実際、最近の写真の編集といえば、露光のスライドを動かす、
色かぶり·色温度のスライドを動かす、ノイズリダクションのスライドを動かす、
くらいしかしていないので、Lightroom 4 で十分だし、
PhotoshopIllustrator についてはパッケージ版の CS6 も購入していたのある。
PENTAX の Raw データ(PEF)が最新バージョンでなければ読み込めないことを言い訳にしてたが、よくよく考えれば PENTAX は親切にも Raw データ として DNG 形式も用意してくれていて、これなら Lightroom 4 でも読み込むことができる。今までに撮った PEF 形式のファイルも、 Digital Camera Utility 5 (Pentax にデフォルトで付いてくる編集ソフト)で DNG 形式に変換することができる。これで全く問題はない。最近は他にも、Luminar 4 など買い切りのソフトも出てきているので、それも候補になるだろう。
解約の手続きを進めていたら、次の 2 か月間だけ 0 円とか、引き止めてくるのはいかがなものだろうか。年間契約の途中解約料 として 4,000 円程度請求されたが、Adobe 税から解放されるというだけで私は満足である。