"photobashiru" ...

写真を中心に、ほとばしってるものを。

「お使いの起動ディスクはほとんど一杯です。」

iMacOS X Mavericks)を使おうとしたら、表題のメッセージが出た。

 

お使いの起動ディスクはほとんど一杯です。
 起動ディスク上の空き領域を増やすには、
 いくつかファイルを削除してください。

 

使おうとする前、USB メモリを挿したので、
USB メモリのエラーかとはじめは思っていた。
よく読むと「起動ディスク」とあるので HDD のことである。
使っているうちに、動作がおかしいと思ったので、
安易に再起動してしまったが、これがよくなかった。
何度再起動しても、ログイン画面までは行くのだが、
ログインした後に画面が白くなるだけで、通常の画面が出てこない。
HDD の空き領域が無くなってしまい、起動しなくなったようだ。

 

再起動後、「Command + R」を押しっぱなしにして、
ディスクユーティリティを呼び出し、ディスクのエラーチェック、
修復をしてみたが、特に問題はなかった。
ディスクユーティリティからは、HDD 内の特定のファイルを選択して
削除することはできない。
「ターミナル」は起動できるので、ゴミ箱を空にするコマンドを探して
試そうかと思った。
(しかし、間違うとやっかいなことになりそうなので、
最後の手段にとっておくことにした。)

 

再起動後、「shift」を押しっぱなしにして、セーフモードで起動してみた。
幸い、これで通常通り起動できた


ファイルの容量をチェックし、容量の大きなフォルダを特定した。
作業の過程で生成されるファイルなのだが、
特に必要ないものだったので全て削除したが、
これが 1TB の HDD の 8-9 割を占有していたのだった。
ファイル削除後は、特に問題は無くなった。
共用の PC だと使用頻度が低いので、
メンテナンスをしようという意識が希薄になる。
1TB の HDD が一杯になるという発想もほとんど思い浮かばなかった。
容量が一杯になってしまったというのは単純なミスなのだが、
起動に支障が出るというのはけっこう深刻な問題である。

 

HDD の容量は定期的にチェックし、いらないファイルは削除するようにする。
(バックアップなど、使用容量が勝手に増えていくアプリケーションを
使用している場合にも注意が必要である。)