3月31日(日)は、月終わりの日曜日で、開口健記念館において 14 時からギャラリートークというのをやっていたので、行ってみることにした。講演者は、『壽屋コピーライター 開口健』の著者で、開口健記念館の理事でもあり、サントリーに勤めている、坪松博之さんであった。前の週の日曜日に知り、ちょうどこの本は家に買ってあったので、読んでから行くことにした。私はかなり字を読むのが遅い方だが、毎日 3 時間程度で、5 日間で読み切ることができた。とても読みやすく、内容も面白いのですんなり読めてしまう。特に印象に残っているのは、あらゆる主題が既に書き尽くされているように思える中で、開口健がどのようにして初期の作品を作り出して行ったのか、これは恐らく多くの人が共感する部分であると思うし、励まされるのではないかと思う。また、壽屋(現サントリー)の宣伝部の方達はとても魅力的に描かれているし、開口健の家族(牧洋子夫人や娘さん)との関係性については、開口健自身の文章から私が想い描いていた印象とは少し異なったものと感じられた。当時、月に 1 回以上は開口宅に通っていたという著者だからこそ語れることがあるのだろう。
ギャラリートークは、だいたい 1 時間くらいだっただろうか。話題へのレスポンスから、どうやら地元の人が多いのかなという印象だった。
終了後、海。
晴れているが、雲もある、といったごく普通の天気。
向こうに見えるのは Tバー。
波が多く立っているせいか、先日より広い範囲にサーファーが分布している。
Tバーの手前は相変わらず、サーファーが多い。
沖の方には、えぼし岩が見える。
今日は時間が少し早いが帰ることにした。
帰宅後の空。夕方の海の景色はどうだったろうか。